保育園では3時のおやつも1回の食事と考え軽食にしています。
たくさん体を動かして遊び「お腹すいた!いただきます!」とごはんを食べる幸せを大切にしています。
好き嫌いせず、何でも食べる強い子に育ってほしいと願っています。
乳幼児期は味覚の発達にとても重要な時期です。
素材そのものの味を大切に調理し、よく噛むことで素材の持つ甘さやおいしさを知り、あごが発達するとともに、脳に良い刺激を与えます。
行事の意味を大切にし、日本の古きよき食文化を伝承していきます。
昔はどの家庭でも行われていたことも、年々失われています。
園では食に関係する行事を大切にしています。(こどもの日、十五夜、餅つきなど)
「命、自然、周りの人」へ感謝の気持ちを持てる子になってほしい。
収穫体験や調理保育を通して、食べ物を作る難しさや楽しさ、命を頂くことの意味を知り「命、自然、周りの人」へ感謝の気持ちを持てる子になってほしいと願っています。また、日々の給食では幼児クラスになると、友達と協力して、片付けも自分たちで行います。
可能な限り自然で安全な食材料を吟味し、日本の風土と季節にあった献立を心がけています。素材の味、だしの味天然醸造の味噌・醤油や天塩を使用し、食品添加物の入ったものや化学調味料などは使用しません。
和食を中心に素材のもつ味を大切にしながら国産の安全で新鮮な食材にもこだわっています。野菜がたくさんでるので、よく驚かれますが子どもたちはみんな食べてしまいます。
子どもは落として割る危険があるため、プラスチックを選びがちですが、陶器の重みや手触り、熱の伝わりなどで本物を感じ、物を大切に扱うことや手指の力でしっかり持つことを身につけてほしいと思います。
アレルギーのある子も、可能な限りみんなと同じものを食べられるように卵は一切使用しません。アレルギー原因食物第2位の牛乳は、料理には使用しますがそのものを飲むことはしません。アレルギー児は代替食ではなく、可能な限りみんなと同じものを食べられるように工夫し、疎外感を与えず食事が楽しめるようにしています。
保護者の判断ではなく医師の診断書をもとに食物除去を行います。大切なのは、原因となる食品の回避を続けることではなく、アレルギー児の早期耐性獲得を目指し、症状を起こさずに食べることです。このような考えをもとに適切な診断のできる病院や最新の治療法の情報を伝えることも保育園の大事な役割だと考えています。
一般に食物アレルギーの検査は、アレルギー専門医のもと血液検査や食物負荷試験を行い、正確なアレルギー食品を見つけます。これに基づいて、必要最低限の食品除去を行ったり、減感作療法などのアレルギー治療を行います。